装備・仕様
正規輸入車、4速AT、パワステアリング、パワーウインドウ、左ハンドル、エアコン装備
車両説明
BMW635CSiをご紹介いたします。
1976年に登場したE24型、2ドアクーペは当時、世界で最も美しいクーペと呼ばれた4座パーソナルクーペです。その素晴らしデザインは、メルセデスの60年代から70年代のデザインを担ったフランスの鬼才ポールブ・ラックによるものです。そのセンスにあふれるスタイリングは40年以上経過しても、今もって色褪せる事はありません。直線的な中にも微妙な曲線美を取り入れ均整の取れた独特のシルエットは、戦後のBMWの中でも究極の美しいスタイリングを持っています。
この6シリーズと呼ばれる2ドアクーペのグランドツアラーはなんと13年間の長きに渡り造られ、1989年に生産を終えるまで約8万6千台あまりが世界中のセレブに販売されました。最初の1年間はボデイーはカルマン社にて製造されていましたが、それ以後、BMW工場にて本格的に量産が開始されました。サイズは全長4800ミリ、幅1725ミリと当時としては大き目のボデイーを持ちフロントにはBMWお家芸のOHC/6気筒エンジンを搭載。2.8L、3.0L、3.5Lと次第に拡大されていきましたが、いずれもスムースでパワフルなエンジンで当モデルには打って付けのパワーユニットでした。
当車両は1987年モデルの3.5Lエンジンを搭載した635Csiで、当時もっとも人気のあったグレードです。ボッシュモトロニックインジェクションを使用して185馬力。4速ATにパワステアリングを装備。正規輸入車なのでヨーロッパ仕様と比較してパワー的には1割ほどダウンしていますが、現在でも必要にして充分なパワーでトルクもあり非常に扱い易いエンジン。そのスムースな回転フィールは比類なきタッチを持っており、現在でも実に気持ちの良いドライブが楽しめます。足回りも4輪独立懸架、フロントストラット/リア・セミトレーリングアームを採用して素晴らしい乗り心地とロードホールデイングの両方を実現しています。
インテリアはルーミーで視界も良好、ヘッドスペースも余裕があり2ドアクーペにありがちな圧迫感は全くありません。シートの座り心地も良好でドライビングポジションも悪くないので長距離ドライブも楽にこなせるGTカーとして第一級の実力を備えています。現車は生産40年近く経過しているとは思えないほど良好でオリジナルコンデションを保っています。エアコンの効きも良好で、スイッチ類など操作感も正常です。このまま大切に維持して行きたいところです。
当車両は昭和62年に新車でBMWジャパンよりインポートされた1台で、635CSiとしては最初のモデルです。エアロパーツも目立たない初期のオリジナルデザインの良さを兼ね備えています。近年、増々良好な個体を探すのが難しいネオクラシックモデルとなりました。
ぜひ一度、現車をご覧頂きたい1台です。