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メルセデス・ベンツ 280SL

Information

年式:1968年
色:ブルー
内装:紺レザー
走行:不明
検査:車検2年付
AT、パワーステアリング、クーラー、ベッカーラジオ

・Price  SOLD OUT

Description

メルセデス・ベンツ280SLを御案内いたします。

1963年にデビューしたW113型230SLは、1966年に排気量を2500ccにアップした250SLとなり、さらに年々厳しくなる排気ガス規制をクリアしながらパワーを確保するために、1968年に排気量を2800ccにアップした280SLが登場しました。
W113型280SLは、いわゆる縦目SLの最後を飾るモデルとなるわけですが、総生産数48,912台中、最多の23,885台生産され、当時も現在もシリーズ中最も人気のあるモデルです。

当車両は、平成1年に輸入されてから多岐に渡り手を入れ整備されている、コンディション良好な個体。
クラシック・メルセデスを乗るに当たり、レストア前提ではなく、最初から良好なクルマを探している方なら、最適な車両だと思います。

エンジンは、M130型直列6気筒・OHC・180馬力。クランクが7ベアリング支持となり、耐久性・静粛性が向上しています。
パワーは必要にして充分。燃費は市街地でリッター6~7km走ります。
現在の基準からしたらエンジン音は多少大きめですが、この種のクルマに厳格な静粛性を求めるのはナンセンスというもの、うるさくはありません。
オイル交換をまめに行うのを怠らなければ、非常にタフなエンジンと言え、メンテナンスも容易な部類です。
当車両は、インジェクションポンプをはじめ、水周り関係なども問題なく、好調さを維持しています。
夏場はオーバーヒートが心配ですが、対策として電動ファンも追加され、当分心配のない仕上がりとなっており、このまま充分お乗り頂けます。

内装は、オリジナルの紺レザーレットで、ハードトップの内側はベージュ。
シートや、その他内装関係は、劣化した部分については全般的にリニューアルされています。
ウッドパーツもリペアされており、まずまずのコンディション。
ステアリングはオリジナルのブラックが装着されており、ラジオは新車時からのベッカー社製オリジナル、時計も動作しています。
クーラーも問題なく効き、空調のコントロールレバー類もスムーズな操作感。カーペットは新調されていて実に気持ちが良い状態。
完璧とまでは言いませんが、50年を経る年式などを考えれば、全体的に文句なしの室内です。
各スイッチやレバー類の動きも正確で、使い込まれて劣化した感じはなく、前オーナーに大切に扱われてきたことが伝わります。

W113型SLの魅力は、なんと言ってもそのスタイル。
名匠として名を馳せたフランス人デザイナー、ポール・ブラックの手によるもので、パコダ・ルーフと呼ばれる独特な形状のハードトップはじめ、優雅で繊細なデザインは、時代が変わっても褪せることのない魅力を放ち、メルセデス好きに限らず、クルマ好きを魅了しています。
開発当時の製品コンセプトは、アメリカの女性を含む富裕層にメルセデスのスポーツカーをアピールしビジネス上の成功をおさめることに焦点を当てたのものでしたが、50年以上を経てもなお魅力を失わないそのデザインは、製品としての企画意図を超えて、普遍性のある優れたものであると言えます。

ハードトップを外せばオープンボディとなるわけですが、保守傾向の意識が多数を占める日本では、せっかくのロードスターボディが宝の持ち腐れとなっていることが多いのも実情。
無論、1人では外せない重量のハードトップの脱着が面倒だということもありますが、オープンカーとしての楽しみ方も、このクルマの魅力の1つであることは事実です。
実際、気候の良い晴れた日に、オープンにして市街地を走り抜け、郊外の空気の良い場所へとドライブするのは、本当に気分が良いものです。

W113型SLは、手ごろなサイズと取り回しの良さもあって、1度所有したら比較的長くお乗りになる方が多いのも特徴です。
気軽に足として乗ることも充分可能なクラシック・メルセデスの代表と言えるでしょう。

メルセデスのスポーツカーではありますが、そのドライビングフィールは特段官能的な味わいではなく、エンジンやシャーシーのフィーリングも乗用車に近いものです。
しかし、その安心感・堅実さこそがメルセデスの持ち味と言え、独特の癒し感とも言えるフィーリングがあり、現代のメルセデスでは味わえない上品な雰囲気も備えています。

現在のオープンカーはAピラーが頭上まで近接し、風もあまり当たらず、それが快適とも言えますが、W113型280SLに乗ってみると、この開放感こそオープンの魅力であることに気付かされます。
季節に応じてバリエーションを楽しまれ、ぜひともお乗り頂きたい1台です。

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